40代男性 強度近視と中等度乱視


-6.00Dを超えると強度近視

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近視の多くは学童期に眼軸長(がんじくちょう)が過度に伸びることによる軸性近視で、眼軸長と角膜や水晶体の屈折力(光を集める力)のバランスが良くないために、眼に入ってきた光線が網膜の手前で焦点を結んでしまう状態です。
弱度近視は-3.00D以下、-3.00Dを超えて-6.00以下は中等度近視、-6.00Dを超えると強度近視と分類されています。
 
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軸性近視は遺伝が主な要因と考えられていますが、近視が進行して行く理由として挙げられるものとして【調節ラグ】というものがあります。
遠くが見えるレンズのままで近くを見る時には眼の中の筋肉を使ってピントを合わせますが、その時に一瞬、中央部の焦点は網膜上に合っていても、周辺部の焦点が網膜後方にずれてボヤケが網膜上に生じ、そのボヤケを修正しようと眼軸が伸びて、結果としてこれが近視の進行の原因である眼軸を伸長させる引き金になるとの考え方があり、このことを【調節ラグ】といいます。


乱視は軸度に合わせているため、曲がりにくい眼鏡が理想。

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近視だけでなく、角膜の縦カーブと横カーブに違いがあれば角膜を通過した光は眼の中で2つの焦点を結び、「乱視」という状態になります。直乱視は、縦方向が強いカーブ(強主経線)なので楕円形のような角膜をしています。
1.00D以下を「弱度乱視」、3.00Dまでを「中等度乱視」、それ以上は「強度乱視」ですが、子供の頃から中等度以上の乱視があると、大人になっても乱視の度数はさほど変化しないようです。
 
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強い乱視の場合は、近視を矯正しただけでは乱視表を見ても、ぼやけてしまってよく分かりません。実際の半分ほど乱視の度数を入れると乱視の検査が可能になります。角膜の強主経線側がくっきり濃く強調される見え方になり、反対の弱主経線側が薄くぼやけた見え方になります。
 
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乱視矯正は、くっきり濃く強調される強主経線側と反対の弱主経線側に度数が入ります。乱視軸度180°、170°というように表されます。※軸度の方向に度数が入るので、フレームが曲がると軸度も一緒に狂ってしまいます。強い乱視の人は、すぐ見づらくなります。
 
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作成眼鏡
【右眼】sph-9.75D cyl-2.75D Ax180°

【左眼】sph-9.50D cyl-3.00D Ax170°